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メタセコイアの道 · 📍

1972年〜現在。郡守一人が植えた苗木1300本を、郡民たちが道路拡張計画から守り抜いた

1972年、当時の潭陽郡守だった金基会は、郡の財政事情が決して豊かでない中でも、未来を見据えた投資を敢行した。彼は国道24号線のうち、潭陽邑から金城面院栗三叉路に至る約5kmの区間に、5年生のメタセコイアの苗木1300本を植えた。目先の成果ではなく、数十年先を見据えた決断だった。

これらの木々が育って鬱蒼とした並木道になった後、道路を拡張しようとする計画が持ち上がった。すると潭陽の郡民たちは「美しい街路樹の森を守る」運動を展開し、積極的に反対の声を上げた。郡民たちのこうした努力は、結局この道を守り抜いた。既存のメタセコイアの道はそのまま保存され、代わりにその脇に新たな迂回路が建設された。この道は、山林庁と「生命の森づくり運動本部」が主催した2002年の「美しい街路樹の森」大賞を受賞し、2006年には建設交通部が選定した「韓国の美しい道100選」で最優秀賞を受賞した。一人の郡守の決断で始まった植樹が、木々が育った後には、地域住民たちの手によって守られる遺産となったのである。