竹緑苑の場所は、もともと村の住民たちが竹製品を作るために管理していた竹林だった。しかしプラスチック製品が竹製品の座を奪うにつれ、この竹林は次第に活用されない土地として残されていった。潭陽郡は放置されていたこの竹林を買い取り、2003年5月に公園として新たに造成し、開園した。約16万㎡の広さに2.2kmの散策路があり、運数大通り(運が開ける道)、変わらぬ愛の道、思い出の小道、哲学者の道、思索の道、書生の道、竹馬の友の道、聖人山登り道と、それぞれ名前のついた8本の道が整備されている。
同じ頃、潭陽郡昌平面の三支川村もまた、新たなアイデンティティを得た。2007年、この村は韓国初のスローシティに指定された。朝鮮時代に王に献上されていた昌平の米飴と韓菓(伝統菓子)は、この村を代表する伝統的なスローフードであり、今も訪問客はここで韓菓や米飴を実際に作ってみる体験ができる。使い道を失った一つの竹林と、静かに忘れられかけていた一つの伝統菓子の村が、2000年代という同じ時期に、それぞれのやり方で新しい名前と意味を得たのである。