2022年6月21日、羅老宇宙センターから打ち上げられた韓国型ロケット・ヌリ号が、2次飛行試験に成功した。ヌリ号は性能検証衛星を目標軌道に正確に投入し、この衛星は打ち上げから42分後、南極の世宗(セジョン)基地との交信に成功した。これにより、大韓民国は外国の技術支援を受けずに、独自の宇宙輸送能力を確保した国となった。
第6話で扱った2009年の羅老号初打ち上げは、完全な成功には至らなかった。それから13年後、同じ場所で、今度は純粋な国産技術で作られたロケットが完全な成功を収めた。この二つの打ち上げの間にある13年は、失敗を乗り越えて独自の宇宙技術を積み上げてきた歳月だった。 人権侵害の歴史を抱える小鹿島と、最先端の宇宙技術の現在を象徴する羅老宇宙センターが、同じ郡の中に共存しているという事実は、高興という地域がいかに異なる時代を同時に生きているかを物語っている。