東大門で服は完成した商品に見える。数分歩いてチャンシンドンに入ると、服は再び生地と裁断物、糸と副資材にほどける。一つの建物ですべてを作る代わりに複数の作業場が分担する生産方式のため、路地そのものが工場の廊下の役割を果たす 事実。
下は販売、上は生産
東大門商圏とチャンシンドンの縫製路地の距離は短いが、二つの場所が見せる光景は正反対だ。下では値札とマネキンを見て、上では生地の束と縫製機、運搬バイクを見る。この垂直移動がシリーズ全体の出発点だ。
イウムピウム縫製歴史館について
かつてこの一帯の縫製の歴史を紹介していたイウムピウム縫製歴史館は閉館記録が確認されている 事実。このシリーズはこの施設を現在訪問できる場所として紹介しない。代わりに、いまも働く路地そのものを通じて産業の痕跡を読む方法を選ぶ。