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鎮南館 · 🏛️

1591〜1599年。李舜臣が出陣前に最後に滞在した場所に、韓国最大の単層木造建築が建っている

文禄・慶長の役が勃発するわずか1年前の1591年、李舜臣は全羅左水営の節度使に任命された。全羅左水営は、現在の麗水を本営とする朝鮮水軍の左翼防衛線の司令部である。李舜臣は着任後、「鎮海楼」という楼閣に滞在しながら、来るべき日本の侵攻に備えて艦隊を整備し、亀甲船を準備した。李舜臣がこの戦争を通じて成し遂げる連戦連勝は、まさにこの地で行われた準備の成果だったのである。

戦争の第二局面である慶長の役(1597〜1598年)で鎮海楼は焼失した。戦争が終わった翌年の1599年、三道水軍統制使の李時言が鎮海楼の跡地に新たな客舎を建て、「鎮南館」と名付けた。この建物は1963年に宝物第324号に指定され、その後2001年に国宝第304号に格上げされた。今日、鎮南館は韓国に残る単層木造建築としては最大の規模を誇る。10年に及ぶ修復工事を経て、2025年に再び開館した。 李舜臣が戦に出る前に最後に滞在したその場所に、今は朝鮮時代の木造建築の規模を物語る、最大の建物が建っている。