응봉산(鷹峰山/ウンボンサン)の名には、1395年に鷹狩り用の鷹を飼育する응방(鷹坊)が置かれたという説と、山形が鷹の頭に似るという説がある。事実 매봉산とも呼ばれる。
山を背に漢江を望む地形は眺望を生む一方、戦後の住宅不足期には、平地を得られない人々が家を建てる斜面にもなった。팔각정からは、川と急斜面、現在の住宅配置を一度に確認できる。
同じ地形が貧困と資産価値を生んだ
배산임수は伝統的に好まれる立地として説明されるが、実際の生活では急斜面が移動・給水・建築を難しくした。戦後には平坦地へ入れない人々の無許可住宅地となり、再開発後には高層階からの眺望価値へ読み替えられた。同じ山と川が、時代によってまったく異なる経済的意味を持った。
응봉산 팔각정からは、漢江だけを撮るのではなく、斜面を上る道路、鉄道、橋、団地の高さを一緒に見る。川岸から山頂までの高低差が、この地域の住宅史を形づくった。
歩行上の注意
- 山頂まで階段が続く区間がある
- レンギョウ期は撮影者が狭い道へ集中する
- 体力に不安があれば低い展望地点で折り返す